いわゆる「クラッキング」の技法を説明した本ですが、普通の人が想像するであろう「なんだかすごいコンピュータ操作とスパイ的ガジェットで情報を盗む」とはまったく違います。 セキュリティを高める、というと「セキュリティサービスに登録する」「ウィルス対策をする」「パスワードを変える」といったものが思い浮かぶかと思いますが、セキュリティ対策で一番大事なのは「情報を扱っている人の教育」だということが痛いほどわかります。