京間 (畳/縦 191.0cm× 横 95.5cm)×6帖=10.9443平米
中京間 (畳/縦 182.0cm× 横 91.0cm )×6帖=9.9372平米
江戸間(畳/縦 176.0cm× 横 87.8cm)×6帖=9.2716平米
団地間(畳/縦 170.0cm× 横 85.0cm)×6帖=8.67平米
たとえば、もっとも大きい京間ともっとも小さい団地間を比較してみよう。その差は、10.9443平米(京間)-8.67平米(団地間)=2.743平米。京間は畳1枚が1.82405平米だから、その差は一帖分以上も違うことになる。団地間で比較すると、実に2枚弱の差。つまり、京間の6帖と団地間の8帖はさほど変わらないのだ。
「ただし、地域による畳の大きさの話はあくまでそういう傾向があるというだけで、きっちり分かれているわけではありません。広島の一部では、江戸間が使われているなんて話もよく聞きます。畳屋は、設計された図面を基にその大きさに合わせて畳を作るため、言わばオーダーメイドに近い。たとえば、角に出っ張りがある間取りで、どの畳の規格とも合わない3.8畳なんてオーダーをいただくこともある。その場合は、0.2畳分を切って納めることになります」
ちなみに、不動産広告のルールでは、居室などを畳数表記する場合、1畳=1.62平米以上で換算するよう定められている。ということは、中京間(1畳=1.6562平米)あたりが、一般的な物件表示に近いといえそうだ。